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BSPC研究会|高炉スラグ微粉末を用いた高耐久性PC構造物

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・実大桁による破壊試験を実施し、従来のコンクリートと同等以上の耐力を有することを確認しました。
・各種物性値も従来のコンクリートと同等であることを実験により確認しています。
・設計計算には、道路橋示方書で示されている早強ポルトランドセメント単味の値を使用することができます。

載荷荷重と変位

載荷荷重と変異

 

乾燥収縮

乾燥収縮

静弾性係数

散弾性係数

クリープ

クリープ
記号の説明

H     : 早強ポルトランドセメント
H+BFS : 早強ポルトランドセメント+
炉スラグ微粉末6000(50%置換)

発表論文等

No.発表年論  文  名掲 載 誌
1 1998 高炉スラグ微粉末を使用した高耐久性PC構造物の開発  日本材料学会 1998.3
2 1999 塩害に対応した高耐久性PC構造物の建設
 – 屋嘉比橋上部工工事 
コンクリート工学,Vol.37,No.3,pp.20-23,1999.3
3 2000 高炉スラグ微粉末を用いた高耐久性PC橋の設計・施工
 - 熊本高森線俵山4号橋 
プレストレストコンクリート,Vol.42,No.3,pp.45-51,May.2000
4 2000 高炉スラグ微粉末を用いた高強度コンクリートの融氷剤に対する抵抗性 コンクリート工学年次論文集,Vol.22,No.1,pp.73-78,2000
5 2000 PC桁に使用した高炉スラグ微粉末混和コンクリートの収縮・クリープ性状 コンクリート工学年次論文集,Vol.22,No.3,pp.793-798,2000
6 2000 高耐久性PC桁の収縮・クリープ性状 プレストレストコンクリート技術協会 第10回シンポジウム論文集,pp.103-108,2000
7 2001 PC桁に使用した高炉スラグ微粉末コンクリートの有効プレストレス量の検証 コンクリート工学年次論文集,Vol.23,No.3,pp.547-552,2001
8 2001 高炉スラグ微粉末(6000cm2/g)を用いた鋼橋のPCプレキャスト床版の検討 プレストレストコンクリート,Vol.43,No.5,pp.50-57,Sep.2001
9 2002 高炉スラグ微粉末を使用したPC用コンクリートの特性 コンクリート工学年次論文集,Vol.24,No.1,pp.531-536,2002
10 2002 VERRIFICACTION  OF  SHRINKAFE  AND  CREEP  IN  CONCRETE CONTAINING  GROUND  GRANUTED  BLAST-FURNES  SLAG  BY EFFECTIVE  PRESTRESS  ON  PC  GIRDER Proceedings of the 1st fib Congress,Session7,pp.63-70,2002
11 2002 PROPERTIES  OF  SHRINKAGE  AND  CREEP  IN  CONCRETE  CONTAINING GROUND  GRANULATED  BLAST-FURNACE  SLAG,USED  FOR   A  PRETENSTION  PC  GIRDER Proceedings of the 1st fib Congress,Session7,pp.71-76,2002
12 2003 高炉スラグ微粉末を混和した高強度コンクリートの圧縮強度に及ぼす養生条件の影響  プレストレストコンクリート技術協会 第12回シンポジウム論文集,pp.173-176,2003
13 2004 高炉スラグ微粉末6000cm2/gを用いたコンクリートの現場打ち検討 コンクリート工学年次論文集,Vol.26,No.1,pp.153-158,2004
14 2004 高炉スラグ微粉末を混和した高強度コンクリートの塩化カルシウム溶液に対する劣化抵抗性 コンクリート工学年次論文集,Vol.26,No.1,pp.765-770,2004
15 2004 高炉スラグ微粉末を混和した高強度コンクリートの中性化に及ぼす影響 コンクリート工学年次論文集,Vol.26,No.1,pp.771-776,2004
16 2005 塩害に対応した高耐久性PC構造物の建設と性能評価に関する研究 土木学会論文集,No.802,V-69,pp.235-253,2005.11 
17 2005 高炉スラグ微粉末を混入した高強度コンクリートの塩分浸透性状 - FEMを利用した塩化物イオン濃度分布の測定 - 材料,Vol.54,No.8,pp.834-841,Aug.2005 
18 2005 促進養生法による高炉スラグ微粉末のASR抑制効果の評価 コンクリート工学年次論文集,Vol.27,No.1,pp.763-768,2005
19 2005

塩化ナトリウム溶液浸漬法による高炉スラグ微粉末のASR抑制効果の評価

土木学会 第60回年次学術講演会論文集,pp.863-864,2005
20 2006 高炉スラグ微粉末を含有したプレストレストコンクリートのアルカリシリカ反応性の評価 コンクリート工学年次論文集,Vol.28,No.1,pp.803-808,2006
21 2006 PC梁部材のASR劣化に及ぼす高炉スラグ微粉末の効果の確認を目的とした暴露試験 コンクリート工学年次論文集,Vol.28,No.1,pp.839-844,2006
22 2007 ASRによる劣化を生じたPC梁部材の耐荷力特性 コンクリート工学年次論文集,Vol.29,No.1,pp.1305-1310,2007
23 2007 高炉スラグ微粉末を用いたプレストレストコンクリートのASR劣化抑制効果 プレストレストコンクリート技術協会 第16 回シンポジウム論文集, pp.83-86, 2007
25 2008 高炉スラグ微粉末を用いたPC 構造物の塩害劣化抵抗性に関する考察 プレストレストコンクリート技術協会 第17回シンポジウム論文集,pp.111-114,2008
26 2009 高炉スラグ微粉末6000を用いたPC梁のASR劣化抑制効果の報告 プレストレストコンクリート技術協会 第18回シンポジウム論文集,pp.189-192,2009
27 2009 ASR劣化PC梁試験体から採取したコアの力学的性質 コンクリート工学年次論文集,Vol.31,No.1,pp.1237-1242,2009
28 2010 高炉スラグ微粉末を用いたPC構造物の耐久性向上技術
-高炉スラグ微粉末6000の適用例-
プレストレストコンクリート,Vol.52,No.2,pp.72-79,May.2010
29 2011 高炉スラグ微粉末を用いたPC梁部材のASR抑制効果と劣化挙動について プレストレストコンクリート技術協会 第20回シンポジウム論文集,pp.1-4,2011
30 2012 高炉スラグ微粉末を適用した橋梁における長期耐久性について プレストレストコンクリート工学会 第21回シンポジウム論文集,pp.93-96,2012
31 2015 ASR促進暴露試験による高炉スラグ微粉末を用いたPC梁の耐荷力特性 プレストレストコンクリート,Vol.57,No.3,pp.68-74,May.2015
32 2015 高炉スラグ微粉末6000を混和したPC梁部材のASR劣化に対する耐荷力特性 プレストレストコンクリート工学会 第24回シンポジウム論文集,pp.323-326,2015

研究会設立主旨

研究会設立主旨

本研究会は,コンクリートの耐塩害性や耐凍害性が改善されると言われていた,高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートをPC構造物へ適用することを目的として,平成12年6月に『高炉スラグ微粉末を用いた高耐久性PC構造物研究会』として設立いたしました。

高炉セメントを用いたコンクリートは,強度発現が従来のコンクリートよりも遅くなる特性から,比較的初期に強度発現が必要となるPC構造物への適用は困難でありました。しかし,平成7年3月に高炉スラグ微粉末がJIS化(JIS A 6206コンクリート用高炉スラグ)されたことを契機として,従来から高耐久であるPC構造物においても更なる耐久性向上を達成するため,高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートをPC構造物へ適用させるための検討を開始しました。
JIS化された高炉スラグ微粉末は,比表面積3,000cm2/g,4,000cm2/g,6,000cm2/g,8,000cm2/gの4種類ありますが,この中で『高炉スラグ微粉末6,000』が”強度特性”,”経済性”を含めてPC構造物への採用が適していると考え,『高炉スラグ微粉末を使用した高耐久性PC構造物(BSPC)』の開発に着手しました。

凍結防止剤などによるコンクリート劣化現象が問題となっています。

凍結防止剤などによるコンクリート劣化現象が問題となっています。

設立までの経緯

平成7年10月~平成10年3月
研究開始

株式会社安部工業所(現 株式会社安部日鋼工業)と新日鐵化学株式会社(現 日鉄住金高炉セメント株式会社)の共同研究で開始。
研究は,日本材料学会への委託研究として実施するとともに,同学会内へ学識経験者を含む「高炉スラグ微粉末を用いた高耐久性PC構造物開発検討委員会」を設置。

平成10年5月~平成20年5月
フィールド試験開始

耐塩害性効果を検証するための試験として,10年計画で実構造物の追跡調査および供試体の暴露試験を実施。

平成11年9月~平成12年3月
性能特性確認試験開始

九州大学, 株式会社安部工業所(現 株式会社安部日鋼工業)と新日鐵高炉セメント株式会社(現 日鉄住金高炉セメント株式会社)の共同研究で開始。
PC桁に高炉スラグ微粉末を採用した場合の,クリープ・乾燥収縮特性を確認。高炉スラグ微粉末を用いないPC桁との比較検討にて確認。