凍結防止剤に強い
塩化カルシウムやカルシウムマグネシウムアセテート等の凍結防止剤がコンクリートに侵入すると、コンクリート硬化体中の水酸化カルシウムが溶脱し劣化します。これに凍結融解作用が加わるとコンクリートの劣化は著しく進行します。
これに対し、高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートは組織を緻密化させ、水酸化カルシウムの溶脱を抑制します。
凍結防止剤について
凍結防止剤には塩化ナトリウム(NaCl)、塩化カルシウム(CaCl2)、CMA(カルシウムマグネシウムアセテート)などがあります。
実験結果
凍結防止剤溶液に6ヶ月浸漬
(日本材料学会委託研究結果)