ASRに強い
ASR抑制効果について
BSPCのASR抑制効果高炉スラグ微粉末がアルカリ骨材反応(ASR)の膨張を抑制する理由として、以下の3点が考えられます。 ① 水酸化カルシウムの減少 |
ASR抑制対策国土交通省のASR抑制対策は以下の3項目があり、BSPCは対策②に該当します。 【補足】標準的なコンクリート配合についてアルカリ総量を試算した結果、BSPCのアルカリ総量は2.2kg/m3であり、規制値3.0kg/m3以下であることを確認しています。 |
PC構造物におけるASR抑制効果の確認試験
BSPC研究会では、BSPCのASR抑制効果の確認試験として、反応性骨材を用いて多量のアルカリ分を添加したPC梁試験体を製作し、8年を超える促進暴露試験を実施しました。上記PC梁試験体を岐阜市郊外に位置する工場敷地内にて屋外暴露試験を実施しており、現在暴露期間は8年を超え、BSPCのASR抑制効果が確認されております。 |
![]() |
そり量の経時変化
ASR膨張を促進させるため、多量のNaCl(等価Na2O量で10kg/m3)を添加したことで、
8年7ヶ月の暴露期間において、顕著な差が出ました。
![]() |
![]() |
8年暴露後の載荷試験
![]() |
![]() |